演歌歌手福田こうへいが45歳の誕生日となる21日、オンラインで、生配信ライブ「お月見バースデーライブ」を開催した。

毎年誕生日はファンと接する機会を持っていたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、自身初の単独生配信イベントとなった。福田は「コロナで2年連続ファンの皆さんと誕生日を過ごすことはできませんでした。慣れない生配信ではありますが、テレビの前で待っているとの手紙、コメントをたくさんいただきました。少しの時間ですが、楽しんでいただけたら、うれしいです」と画面越しに呼び掛けた。

ライブは7月14日発売の最新曲「男の残雪」でスタート。今年の誕生日は中秋の名月と重なり、月にちなんだ楽曲「炭坑節」を披露したほか、月見を模したセットを背にファンの質問に答えるコーナーも行われた。「何でも願いが一つかなうとしたら?」との質問には、「1日でも早く、全世界のコロナが終息しますように!」と願った。

後半ではスペシャルゲストのギタリスト斉藤功氏が登場し、「南部蝉しぐれ」「女舟」を歌唱。村田英雄の「夫婦春秋」もカバーした。

初の単独生配信ライブが無事終了し、福田は「来年こそは、ファンの皆さんと、直接触れ合えることができるように、祈るばかりです」と語った。