プロレスラー真壁刀義(48)とお笑いコンビ、おかずクラブが29日、都内で、映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(10月1日公開)の公開直前イベントに出席した。

悪魔に取りつかれたことを理由に殺害を犯したにもかかわらず無罪を主張する青年と心霊研究家による実話ホラー。

3人はそれぞれ劇中人物に扮(ふん)して登場。映画に関連して悪魔だと思う人を問われ、真壁は、先輩レスラー長州力をあげた。滑舌が悪いことがたびたびネタにされる長州が、ある記念試合の後に、シャワーを浴びて「風呂はどこだ?」と聞いてきたという。真壁は「フロアどこだ?」と言っていると勘違いしてしまったことをモノマネを交えて明かした。「(風呂は)シャワーの真後ろっすよ? あの滑舌が悪魔みたい」と笑わせた。

強そうな見かけによらず、自身は大の怖がりだという。「怖がりなんだよ。だからプロレスラー。力でかなわねえからプロレスラー。人間ってどうにかなるじゃん。おばけはどうにもならない」と持論を展開した。

作品について、「普通のホラーとちょっと違う。今回、しみじみ考えさせるような愛と勇気、そういうのも醸し出ていた。ワクワクしたし、怖かった。冗談抜きで面白い」と絶賛した。