ヒット作「代紋TAKE2」の作画などで知られる漫画家の渡辺潤氏が29日、ツイッターを更新し、同作連載中に「鬱で苦しんだ」と明かした。

渡辺氏は「今だから話せるが…僕は代紋連載中に鬱で苦しんだ」と、1990年~2004年まで連載された同作品にまつわるエピソードについて書き出した。

連載終了後も「フラッシュバックしそうで、読み返すどころかキャラを描くなんて仕事と割り切らねば絶対にあり得なかった」という。しかし今回のツイートでは、同作のキャラクターたちを描いたイラストも貼り付け、「Twitterで代紋ファンにたくさん出会った事で、少しずつ向き合えるようになったのです。ありがとう」とファンに感謝の言葉をつづった。

多くのファンや関係者からねぎらいの言葉が寄せられ、「プレッシャー、人間関係、燃え尽き症候群etcいろいろ複合してました。今では自分を知る良い経験だったと思えます」と振り返った。