女優の真魚(30)が1日、ツイッターを更新し、9月30日付で所属事務所のワタナベエンターテインメントを退社したと発表した。

「2021年9月30日。ワタナベエンターテインメントを退社しました。所属中お世話になった皆さま本当にありがとうございました」

真魚はフリーとして活動していた2018年(平30)公開の映画「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)に日暮真央役で出演。無名の俳優が出演し、300万円で製作されたインディーズ映画ながら、都内2館で封切り後、全国375館にまで拡大公開され、興行収入31億円超を記録した映画とともにブレーク。それまで4年間、下積みをしていたが、数十社の芸能事務所からスカウトや出演のオファーを受け、その中から、同年9月にワタナベエンターテインメント入りを決めた。

同事務所に入った後は、19年にテレビ東京系「きのう何食べた?」、NHK「これは経費で落ちません!」、TBS系「G線上のあなたと私」、20年のNHK連続テレビ小説「エール」などの連続ドラマや、20年「いけいけ! バカオンナ」(永田琴監督)「事故物件 恐い間取り」(中田秀夫監督)そして11月12日公開の「梅切らぬバカ」(和島香太郎監督)などの映画に出演した。

今後について、真魚は「今後も初心と感謝の気持ちを忘れず前へ動いていきます。これからもよろしくお願いします! 真魚」(コメントは原文のまま)とつづっている。ツイッターのプロフィル欄には「役者/お仕事のお問い合わせ」としてメールアドレスも記載されており、今後はフリーとして活動していくもようだ。