タレント武井壮(48)とサウジアラビアeスポーツ連盟会長のファイサル・ビン・バンダル・アール・サウード殿下が2日、オンラインで、「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」に出席した。

日本eスポーツ連合とサウジアラビアeスポーツ連盟が、パートナーシップを結び、eスポーツの発展と振興、さらには両国間の友好を深めるための国際大会。3日まで埼玉・所沢市のところざわサクラタウンで無観客開催され、オンライン配信される。

大会アンバサダーを務める武井は、グランツーリスモSPORTにはまっているといい、「誰が最速のレーサーなのか非常に気になるところ」。2日間、全5タイトルで競われることから「全タイトル注目ですね」と語った。

賞金総額は、3000万円。「どんどんいろんな大会で増えていっていますから、いつかとてつもない未来が開けるんじゃないかと期待しております」と笑みを浮かべた。

ファイサル殿下は、「この意義深いトーナメントは、サウジ・ジャパンビジョン2030の一部として、両国間の関係をますます強固なものにするでしょう。今回のeスポーツマッチを通じて、日本、サウジアラビア両国が、さらに親しくなることを願うとともに、この絆が将来にわたって、ますます発展することを祈ります」とeスポーツを通じた両国間の関係性の発展に期待した。

サウジアラビアでは、eスポーツの発展が著しいといい、「日本eスポーツ連合とのパートナーシップを通して、ともにeスポーツ産業をより発展させ、eスポーツ界全体の輝かしい未来を作ってまいりたいと願っております。今日明日の戦いが楽しみでたまりません。選手の皆様も同じ気持ちだと思っております。我々が力を合わせたとき、どんな素晴らしいことがなし得るのか、世界中の皆様にお見せできることを楽しみにしております」。

武井は「いよいよ日本、サウジアラビアの選ばれし選手たちの熱いバトルが繰り広げられる2日間のスタートです。配信をご覧の皆さん、選手たちに熱い声援を。そして、選手の皆さん、その声援に応える熱い戦いを。戦いの準備はいいか! 戦いの舞台はここだ!」と呼び掛け「日本・サウジアラビアeスポーツマッチジャパンラウンド開幕です!」と力強く宣言した。

日本eスポーツ連合岡村秀樹会長も出席した。