女優前田敦子(30)が13日、都内で、初フォトエッセー「明け方の空」(宝島社)刊行記念イベントを開催した。取材会では、今年4月に離婚を発表した元夫で俳優の勝地涼(35)との良好な関係性を語った。

前田が家族、子育て、仕事などについてつづった初のフォトエッセー。昨年末に所属事務所を退所するなど人生の転機を迎え、「1年前は1人でやっていくことは決まっていなかった。人生って何があるか分からないけど、楽しめています」と充実感たっぷりの笑顔を見せた。

私生活では今年4月に勝地との離婚を発表。勝地は12日更新のインスタグラムで「いつだかの3人でお出かけ」などと親子での外出を報告しており、取材陣から「3人目は前田さんですか?」と聞かれると「そうですね」と照れ笑い。勝地とは定期的に連絡を取り合っており「普通に歩いているけど、そういう時は撮られないですね」と良好な間柄を明かした。

現在の関係性については「お互い同じくらい子どもが好きなので、親バカであり、親友であり。子どもも『パパに会いたい』と言う。人としてもすごくいい人ですね」と信頼を語り、「家族にはなったので、大切な存在という意味では、それはずっと一緒」と話した。

離婚後も共演を続ける明石家さんま、大竹しのぶを「理想的なおふたり」と語り、仕事のロケ先での出来事について「『旦那さんのバラエティー見ました』と言われて。まだそう(夫婦だと)思っている方がたくさんいるんだ、面白いなと思いました」と話し、声を上げて笑った。

離婚後も仲が良いことから「別れなくてもよかったのでは」と聞かれると、「まだ分からないですね。こうなったから何か超えた部分があるんだと思う。人生こうだったらとかああだったらというより、流れに身を任せて、それを飲み込んで進んでいけることが一番幸せなのかな」。再婚の可能性については「面白いですね」と笑いつつ、「人生は何があるか分からないので、何も言わないでおきます」と語った。