新垣結衣(33)が、15日から全国で順次、オンエアする明治「チョコレート効果」の新CMで、全長130センチのカカオの実(カカオポッド)のオブジェを全身で持ち上げ“格闘”した。一方、撮影中に応じた取材では、過去に象のグッズの“収集癖”があったことを明かした。また商品にちなみ、満たされていたいものを聞かれると「睡眠欲」と即答した。

新垣は今回のCMで「カカオを愛しすぎている人」を演じた。カカオにまつわるオブジェや、いろいろなものを収集する中、とあるアトリエでカカオポリフェノールの主原料である、カカオポッドの制作を自ら始める。「高カカオチョコレートにとって大切なのはカカオポリフェノールである」ということを伝えるため「カカオポリフェノールの『量』にも注目して欲しい」と、特大のカカオポッドまで制作してしまい、全身を使って持ち上げると、そのてっぺんに絶妙なバランスで商品を置く、絶妙なバランス感覚に注目だ。

新垣はCMキャラクターを16年から務めているが、18年3月のCMで自ら大きな時計の針に扮(ふん)し、20年6月のCMでは巨大なギフトボックスに入り、顔を出す人を演じた。そのことを振り返り「今回の撮影はすごく大きい模型も造ってしまうぐらい、カカオを愛しているという設定なんですけど、前回は大きい時計になったなと思っていて、その前は大きいギフトボックスと共演しましたね。大きいものと共演するシリーズがたまたまだと思うんですけど、続いてるなという印象です。今回も楽しかったです」と笑みを浮かべた。

演じたキャラクターの設定にちなみ「普段から収集しているものは?」と聞かれると「今は、集めているというより、集まっちゃうなということはあるなと思います」と語った。その上で「でも以前は、ピンクと紫のゾウさんの、ぬいぐるみとかグッズとかを集めている時期がありましたね。そこからまたもっと広がって、グレーのゾウさんだったり、とにかくただただゾウさんを集めている時期がありました」と、象のグッズの“収集癖”があったと明かした。

そして「満たされていたいものは?」と聞かれると「常に満たされていたいのは、睡眠欲です」と力強く断言し「終わりです」と言い、笑った。