NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の最終回が29日、放送された。
朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく物語だった。
登場人物の1人、「宇田川さん」は結局、姿を見せずに終わった。宇田川は百音が東京の気象情報会社に勤めていた時、下宿先となった銭湯「汐見湯」の住人。下宿先の大家で、人当たりの柔らかい優しい人物、井上菜津(マイコ)とともに百音を優しく包み込む設定だった。宇田川は人前に出るのが苦手で、銭湯の清掃をしていた。ひたむきに銭湯の床をブラシでこする音や、百音が下宿先の銭湯を出て行く時、宇田川が描いた絵が贈られたり、応援メッセージを毛筆で書いた「書」など、それらが百音らの心を励ました。心理的には重要な役割を果たしたが、最後まで姿は見せない異例の“登場人物”となった。



