テレビ朝日の定例社長会見が26日、東京・六本木の同局で行われた。

元NHKの大越健介氏(60)をキャスターに起用した報道番組「報道ステーション」や、10月期の民放ドラマで初回視聴率1位を獲得した米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」など改編の手応えについて、亀山慶二社長は「10月期は1、2週でトップを取れていいスタートが切れている」と評価。「根幹の番組である『報道ステーション』、最高の3番組のドラマ(『ドクターX』『相棒』『科捜研の女』)が期待通りの形でスタートを切れている。この形で年末年始、2クールを乗り切っていたい」と意気込んだ。

また、31日の衆院選投開票日は選挙特番「選挙ステーション2021」を編成。大越キャスターと大下容子アナウンサーがコンビを組む第1部(午後7時58分)について、篠塚浩常務は「コロナ禍では最初の国民の審判。そこをフィーチャーした形で番組を作っていきたい。中でも大越さんに各党首、政治家、キーマンに中継でインタビューをしていただくところが目玉になるのかな」と期待を寄せた。