2009年(平21)に亡くなった落語家の5代目三遊亭圓楽さんの十三回忌法要が28日、東京・足立区の易行院で営まれ、6代目円楽(71)や好楽(75)ら三遊一門が参加した。

6代目円楽は「お師匠さんは、弟子にとってもご家族にとっても、『大変な』師匠だったと思います(笑い)。乱暴というか直情というか。とにかく、正直に生きて、自分に逆らうものはつぶしていくという(笑い)…そんな師匠でございました」と圓楽さんの墓前でしみじみ振り返った。「いちずに自分なりの勉強して、自分なりの稽古をして、一時代を作ったお師匠さんだと思っています」と改めて功績をたたえた。

好楽は「年中、夢で怒られている。この辺で目覚めねえかなって思うんだけど、覚めねえんだ、夢が。ずっと続くの、夢が」と笑わせた。