NHKは29日、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」の司会を女優川口春奈(26)俳優大泉洋(48)同局和久田麻由子アナウンサー(32)が務めると発表した。今年は「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称ではなく、全員「司会」に統一する。

和久田アナは19年に内村光良とともに総合司会を務めて以来、2回目の紅白司会となる。NHKでは看板アナだった有働由美子(18年春退職)が15年まで、紅組司会や総合司会を複数回務めた。その後は桑子真帆アナ(34)が17年、18年、20年。和久田アナが19年に総合司会を担当した。今年は紅白経験がある両エース、桑子アナ、和久田アナのどちらが司会を務めるか注目されていたが、和久田アナで決まった。

和久田アナは11年入局で、桑子アナの1年後輩。桑子アナが20年3月まで担当した同局看板報道番組「ニュースウオッチ9」キャスターを、その後和久田アナが務めている。また今夏の東京五輪では開会式の中継キャスターを和久田アナが、閉会式を桑子アナが務めるなど、NHKの重要な番組を支えている。

ちなみに桑子アナは9月1日、俳優小澤征悦(47)と結婚したばかりだ。