大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」とスニーカーショップ「atmos」がコラボした企画展「WatanabeArtmos(ワタナベアトモス)」のキックオフイベントが29日、都内で行われ、お笑いトリオ、ハナコらが出席した。

同事務所設立20周年記念プロジェクトの第1弾として、所属タレントのアート作品が、東京・atmos千駄ケ谷店に展示されている。

岡部大(32)は、18年にキングオブコントを制したネタ「犬」に出てくる岡部演じるジョンをモチーフにしたスニーカーをデザイン。右足に実際の小道具である首輪と耳を着け、左足に犬の足跡を施した斬新なスタイルで、atmosの運営元の代表である本明秀文氏から「このアイデア、パクらせてもらっていいですか? めちゃくちゃ売れそう。できたら一足あげる」と絶賛された。

秋山寛貴(30)から「一足だぞ? いいのか?」とつっこまれるも、岡部は大喜びで快諾。「コント作品をスニーカーに落とし込んだ初の作品」と胸を張りつつ、商品化については「すごく前向きに話を進めていきたいと思います。これがもし(商品に)なったら、一足もらいたいたいと思います。犬好きの方に、ぜひ履いてもらいたいと思います」。

以前から自身のインスタグラムで絵を投稿しているハナコの秋山は、動物をモチーフにした絵を3作、「お皿」と題して、みたらし団子を載せたスケートボード作品など、立体的なアート作品を提供した。

岡部、秋山のほか、お笑いトリオ、四千頭身都築拓紀、お笑いコンビ、金の国桃沢健輔、お笑いコンビ、ツヨシっ!のノディ、RADIO FISHのShow-hey、FISHBOY、俳優鈴木裕樹、お笑いコンビ、ハライチ澤部佑らがプロジェクトに参加。 ミニディスクを描いたものや、自身の考案したキャラクターをストーリー調に仕上げたものなど、個性あふれる作品が展示されている。

事務所関係者によると、「タレントグッズではなくアート作品を」をかけ声に、タレント知名度に関係なく、アートの実力で参加者が決まったという。30日から11月7日まで開催され、タレントの在廊日も多数設けられている。