TBS系バラエティー「学校へ行こう!」総合演出(現エグゼクティブプロデューサー)として、長年V6を見てきた同局江藤俊久氏が1日、日刊スポーツの取材に応じ、メンバーへの思いを語った。
V6として最後のテレビ出演となった先月26日放送の「学校へ行こう!2021」は、レギュラー放送終了から13年たっても、若年層を中心に大きな反響があった。
江藤氏は6人の存在を「TVマンとしての青春そのもの」と表現した。97年の番組開始時30歳で、ディレクターとしてはまだまだ駆け出しだった江藤氏と、バラエティー経験が少なかったV6とは「奇跡的なタイミングで出会いました。出演者と裏方の関係でしたけど、幼なじみの戦友という感じ。不思議な関係です」。
自ら輝くことが求められるアイドルという存在ながら、「未成年の主張」に代表される企画などで番組に出演する素人の魅力を引き出す力にもたけていた。彼らと絡むことで、「軟式globe」や「尾崎豆」「MUSIA」などの多くのスターを生み出された。「自分が輝くべきところと周囲を輝かせるところ、その両方ができたのはありがたかったし、素晴らしかったですよね」と絶賛した。
ロケでは6人を笑わせようと必死になったという。彼らの魅力がディレクター陣をそう仕向けた。自然体で笑う彼らの姿が幅広い視聴者層に受け入れられた。「V6はいろいろな人の心のどこかに、さまざまなピースとして挟まっているような存在。だから尊いと思う」。
江藤氏は名残惜しそうに「6人との付き合いはこれからも続いていくと思います。こちらはすっかりいいおじさんになりましたが、時々でいいからまた一緒に走りたいかなって思います」とメッセージを送った。2秒おいて「時々でいいんですけど」と付け足し笑った。【佐藤成】



