女優小松菜奈(25)が“制服卒業”を宣言した。13日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「恋する寄生虫」の公開記念舞台あいさつに出席。

女子高生役を演じたが「今、25歳ですけど、制服をずっと通しての現役高校生役は正直もうきついなと思いました」と笑い「今回で見納めというか、この作品で最後なのかなと私は思っています」と話した。

映画は20年8月に閉園した都内の遊園地「としまえん」や、22年3月の閉館が決まっている港区・お台場の商業施設、パレットタウン内にある「ヴィーナスフォート」でも撮影。小松は「私たちにとってもこの作品ですごくお世話になった思い出の地なので、この作品で最後を残せて良かったなと思います。いろんな意味で最後のものをこの映画でお楽しみください」と語った。

今作で初共演となる俳優林遣都(30)とダブル主演を務める。林は小松の印象について「異色な存在感のある女優さんですけど、お話ししてみると良い意味で普通の感覚を持った接しやすい方」と話した。

石橋凌(65)は小松と演じたアクションシーンでのエピソードを紹介。「アクションシーンはリハーサルでも力を入れてやるのですが、揉み合うシーンを撮った時に、大丈夫?と聞くと『全然大丈夫です』と。意外なところですが、小松菜奈は屈強だ。頑丈であるということですね」と明かし、小松も「私は頑丈です」と応じて笑わせていた。

井浦新、柿本ケンサク監督も登壇した。