元フジテレビアナウンサーで、伝説のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」の“初代ひょうきんアナウンサー”として知られる、女優山村美智(65)が16日、TBSラジオ「生島ヒロシおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)に電話出演した。

山村が10月に出版した「7秒間のハグ」(幻冬舎)について、パーソナリティーの生島ヒロシ(70)が「タイトルがいいですねぇ」と称賛。山村は「“ナナハグ”と呼んでください。7秒間ハグをすると、オキシトシンという幸せホルモンが出るんですね。医学的にも証明されているらしいですけど、生島さんは“ナナハグ”やってます?」と逆に質問した。

生島は「やってません。いやぁ、奥さんとハグなんて随分、してませんよ」。山村は「試しにやってみてください、そうすると絶対、何か変わりますよ」と勧めた。

山村は昨年12月18日に、元フジテレビの名物プロデューサー、編成マンで「夜のヒットスタジオ」「ドリフ大爆笑」、ドラマの「もう誰も愛さない」「29歳のクリスマス」などを手掛けた夫の宅間秋史氏を食道がんのため65歳で亡くした。

「7秒間の-」には、36年半連れ添った亡き夫への愛情と感謝の気持ちがあふれている。タイトルは入院生活が始まった頃に「7秒のハグは絆が強くなる」と書物で読んだ宅間氏が「1日に1回は7秒抱き合おう」と提案したことから。山村は「後から思うとかわいそうでした。痛かっただろうに」と涙で声を詰まらせた。

他にひょうきんアナウンサーになった経緯などを話した。