鈴木奈々（33）が16日、都内で、大阪王将のイベント「THE BEST GYOZANIST 2021」授賞式に出席した。

最も“ギョーザ愛”にあふれた人を発表するイベントで、14年から7年にわたり同社のCMに出演した鈴木が受賞した。新CMキャラクターの香里奈（37）からトロフィーを手渡されると、鈴木は「めっちゃうれしい！」と満面の笑み。ギョーザ1年分のプレゼントも受け取り「みんなに自慢したいし、家族も喜んでくれると思う」と大喜びした。

この日は、香里奈と鈴木で新旧のCMキャラクターがそろうこととなった。プライベートでも親交のあるという仲田浩康社長から「やっと（イメージキャラクターを）変えることができた」とジョークを飛ばされると、「私も一緒に香里奈さんとCM出たかったです！」と鈴木。「何でですか？」と自身にオファーがなかった理由を尋ねると、社長から「イメージ一新！」と切り返されて笑いを誘った。

イメージキャラ卒業を残念がっていた鈴木だったが、終盤で仲田社長から「特別功労賞」として花束を渡されるサプライズには「泣ける～」と感激。自身がキャラクターを務めた7年の間には、インパクト大のCMが炎上する騒動もあったが、社長から「彼女の起用は社内でもめたけれど（笑い）、7年間で我々のギョーザも（売上が）3倍になった」と感謝されると、みるみる目に涙を浮かべた。

この言葉に号泣した鈴木は「うれしくて。こうやって長い間、私みたいな人を使っていただき本当に感謝しています。感動しちゃいました。出会えてよかったです」。感動のムードに包まれたが、仲田社長が「でもこれからは香里奈さんですから。新しいキャラクターをどうぞよろしくお願いします」と香里奈に向き直ると、社長の背中をたたきつつ「こんなところも大好きです」と泣き笑いだった。