24日に放送されたテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第7話の世帯平均視聴率が15・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが25日、分かった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町演じる冠城亘のコンビ。反町はこの日の放送で、season1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる来年3月をもって卒業することも24日に明らかになっていた。

第7話で、右京と亘は、小学生の女の子が若い男に「どこに隠したの。早く返してよ」と詰め寄っているところに居合わせる。見かねて割って入ったところ、2人は親権を失った父親と、娘であることが判明。事情を尋ねようとするが、女の子は理由も語らず、走り去った。翌日、川で行方不明になっていた男の子が、意識不明の重体で発見されたというニュースが流れ、右京たちは、SNSにさらされている家族写真に、昨日の女の子が写っていることに気づく。

写真は、少年の母親である千夏(黒坂真美)を糾弾するため、ネット民が無断で載せたものだった。昨日出会った少女・百花(米村莉子)が言っていた「返してよ」という言葉から、不穏な気配を察し、独自に周辺を調べ始める。