NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の6日に放送された第26話の平均世帯視聴率が17・1%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第23話の17・7%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るいを連れて雉真家に戻ってきた安子(上白石萌音)。美都里(YOU)は大きくなった孫の姿に顔をほころばせ、2人の帰りを快く受け入れた。その雉真家にはお手伝いさんの雪衣(岡田結実)が加わり、千吉(段田安則)と美都里、勇(村上虹郎)と共に新たな生活が始まった。安子は雪衣にるいを預け、久しぶりに生まれ育った町の商店街に足を運んだ。するとそこには戦前に疎開した幼なじみの水田きぬ(小野花梨)が、両親が営む豆腐屋でいっしょに働いていた。久しぶりの再会に笑顔がこぼれた。さらに結婚もしていることを知り祝福した。安子は大阪での苦労した暮らしから一変、不自由ない日常を手に入れたはずだったが、心はどこか大阪でのおはぎを売っていた幸せだった日々を恋しく思う気持ちをきぬに明かした。