とんねるず石橋貴明(60)がメインコメンテーターを務める、フジテレビ系土曜プレミアム「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(11日午後9時)の収録がこのほど、都内で行われた。

同シリーズ1年ぶりの収録を終えた石橋は「今年も新しいスターが生まれて、仕事が増えたりすればいい。女性芸人もお母さんになって戻ってきたり、女性の活躍が目立ちましたね」と振り返った。

今回、新たにお笑いコンビ、アンタッチャブルが司会に起用された。進行役を担当した柴田英嗣(46)は「緊張して、めちゃくちゃ汗をかきました。カンペ(カンニングペーパー)が一切出ないんです。私のものまねをした人もいましたね」と振り返った。終始リラックスしていた山崎弘也(45)は「ディレクターと柴田が打ち合わせをしている時に、貴さんと楽しく時を過ごせました」。石橋は柴田の進行役ぶりについて「素晴らしいね。苦労して一皮むけた」と笑った。ほかに女優満島ひかり(36)がコメンテーターを務めた。

5月の同局系「2億4千万のものまねメドレーGP」以来、7カ月ぶりのフジテレビ出演となる石橋は「1年に1回、フジテレビに来られる機会でいいね。おいしいテレビ局のお弁当を食べられる(笑い)。来年は大みそかに5時間スペシャルくらいでやりますか。テレビを全然やってないので、忘れてますね。久しぶりにフジテレビに来られてうれしかったです」と話した。

石橋は今年、還暦、60歳の誕生日を迎えた。「『みなさんのおかげ』の石田弘プロデューサーが還暦の時に、60歳ってすげえなと思ったけど、自分が60歳になってみると、石田弘が、まだ生きてるのはすげえなと思う」と、「ダーイシ」としてものまねした石田弘フジテレビ人事局付エグゼグティブプロデューサーをいじった。さらに「石田さんとは18歳違うんですよ。ディレクターだった港(浩一)さん(現共同テレビ社長)とは9歳違う。石田弘は、まだ生きてるけど、最近は全然現れない」と笑った。

久しぶりのフジテレビの雰囲気については、50歳以上の早期退職を募集したことに触れて「早めに次に向かってるんだなと思う。この番組がフジテレビが良くなっていく、いいスタートになれば。今年もコロナ禍やいろいろあったけど、この番組で大笑いして来年に向かって欲しい」と話した。

他に阿佐ヶ谷姉妹、レイザーラモンRG、エハラマサヒロ、河本準一、こがけん、こにわ、椿鬼奴、Mr.シャチホコ、博多華丸、山本高広等が出演した。