水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第8話が8日放送され、世帯平均視聴率が11・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが9日、分かった。個人視聴率は6・5%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる来年3月をもって卒業する。

大学構内の地中から白骨死体が発見された。死後50年近くたっている時効事件のため、右京と亘が捜査を押しつけられる。DNA鑑定の結果、白骨は1970年代に学生運動をしていた岡田という過激派の幹部であると判明。

当時の仲間によると、岡田はカリスマ指導者で、人心を操る天才だったという。そんな中、梶原(ベンガル)という物流大手社長の遺体が発見される。右京と亘は、半世紀前の事件と現代の殺人に関連があると知り捜査を進める。