女優米倉涼子(46)が9日、都内で「Precious WATCH AWARD 2021」の贈賞式に出席した。

ファッション誌「Precious」と「MEN’S Precious」が選ぶ今年最も輝いた人に送られる賞で、米倉は「時の人賞」を受賞した。袖がシースルーになったロングドレスで登場した米倉は、たてを受け取ると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。

昨春、27年間所属した事務所を退所した。新たに立ち上げた個人事務所「Desafio(デサフィオ)」はスペイン語で「挑戦」を意味し、今年は城田優とミュージカルの共同プロデュースを手掛けるなど新たな分野でも活躍。女優としては、テレビ朝日系主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が放送中で「目まぐるしい日々だったけど楽しい挑戦をさせていただいた」。また「今日9時から『ドクターX』が放送されるので、早く帰ってぜひ見ていただきたいです」と来場者にアピールし笑いを誘った。

活躍の一方で、今年は体調を崩すこともあったという。米倉は「ドラマ中も、つえを突きながらやっていたことがある。今のプライオリティーは睡眠。年齢とケガに気をつけて、健康を大事に、眠ることを心掛けています」と話した。また「時を戻すとしたら」との質問には「戻りたくないし、先にも行きたくない。今を楽しんだ先に楽しい時間が待っていると思います」と言い切り、今に充実感をにじませた。