櫻坂46が10日、東京・日本武道館で、欅坂46からの改名再スタート1周年を記念する「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催した。

冒頭1曲目から4月発売のセカンドシングル「BAN」をパフォーマンスした。田村保乃(23)は「この1年本当にいろんなことがあったんですけど、全部大切な思い出です。どんな時も支えてくださったBuddies(ファンの通称)の皆さんに感謝の気持ちを届けたいです」とあいさつした。グループ最年少の山崎天(16)は「この1年、高校生になって環境も変わったんですけど、メンバーの存在がやっぱり一番大きかったです。(シングルの)制作期間も楽しめました」と笑った。

中盤には、休養のため活動休止していた小林由依()が復帰。ユニット曲「ジャマイカビール」を初披露した。終盤の「Buddies」では山崎が「私たちのおかげで、私たちはここに立てています」と感謝。「今日から櫻坂46は2年目に入りました。もっともっと大きなグループになって皆さんに恩返ししていけるように頑張りますので、これからも一緒に坂道を駆け上がってくれますか?」と尋ね、大きな拍手を浴びた。「ありがとう~!」と笑顔で絶叫した。

さらに改名からの1年間を振り返る映像が流れた。映像内でキャプテン菅井友香(26)は「私たちは一番近くで絶望を経験してきたんだ。不安は成長の糧にした。嘲笑は突き動かす力に変えた」と力強く語った。その後の本編ラストに昨年12月発売のファーストシングル「Nobody’s fault」、今年10月発売のサードシングル「流れ弾」と立て続けに披露した。

アンコールでは、6年半苦楽を共にした一期生、渡辺梨加(26)と守屋茜(24)の卒業セレモニーを行った。2人はそれぞれ手紙を読み上げてスピーチ。菅井、渡邉理佐(23)も登場し、欅坂46時代のユニット「青空とMARRY」の楽曲「ここにない足跡」「青空が違う」を、改名後初披露した。

ラストは「櫻坂の詩」を全員で歌った。菅井は「こうしてみんなの笑顔が増えた1年になって、よかったなって思います」と喜び、「1年前の選択が間違っていなかったと思っていただけるように、目の前の道を進み続けるしかないです。たくさんの方に愛を返していきたいし、もっと大きな『櫻』を咲かせたい。美しく咲き誇れるグループを目指して頑張ります」と誓った。「そんな私たちに着いてきてください、2年目もよろしくお願いします!」と伝え、全員で頭を下げた。