福原遥(23)が11日、東京・新宿バルト9で行われた主演のアニメ映画「フラ・フラダンス」(水島精二総監督)公開記念舞台あいさつで、以前は食べることが出来なかった、わさびやコーヒーを食することが出来るようになり“お子ちゃまの口”から脱却したと宣言した。

福原は劇中で、福島県いわき市にある“東北のハワイ”こと、スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称「フラガール」を仕事に選んだ新入社員・夏凪日羽を演じた。福原は、登壇するなり客席に「アローハー」と呼び掛けた。

舞台あいさつの中で、最近、成長したと感じたことは? と聞かれると「私…あのぉ、この間まで、お口がお子ちゃまと言いますか、わさびとか…」と口にした。日羽の憧れの先輩社員・鈴懸涼太役を演じたディーン・フジオカ(41)から「そっちか。お口が?」と突っ込まれると「しゃべり?」と、口調がお子ちゃまだと指摘されたのかと返して苦笑した。その上で「わさびとかコーヒーが飲めなくて…舌が、お子さま。わさびが食べられる、格好良い大人になりたいと思っていた」と語った。

最近になって「コーヒーはミルクを入れながら徐々に飲めるようになったり、わさびもお肉に少し付けて食べたり…舌が大人になってきた」という。今後の目標として「いずれは格好良く、ブラックで飲めるようになりたい」と宣言した。

一方、ディーンは、コーヒーは「ブラックでしか飲まない…エスプレッソとか」と断言。福原が「えぇ…うらやましい」と見詰めると「砂糖を食べるためにエスプレッソ、飲む時もありますよね。ようかんという、伝統的なサプリもありますけど。(エスプレッソは)ダブルだと、大人だと」と、大好きなようかんを欠かさないことを強調しつつ、エスプレッソの通な飲み方を口にした。

福原は「いつか私もエスプレッソを飲みたい…」と、ディーンを羨望(せんぼう)のまなざしで見詰めた。