肺塞栓症で緊急入院した松尾貴史(61)が17日、3日ぶりにツイッターを更新し「ICUに入って数日過ごした」と報告し「年内は治療と療養に専念し、年始からは元気に活動を再開する所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と年始から活動を再開するとした。

松尾は「14日に肺塞栓症の治療のため入院致しました。二兎社『鴎外の怪談』東京公演後に体調異常があり、検査を受けたところ、緊急入院となりました」と説明。所属事務所の古舘プロジェクトは15日、松尾は「鴎外の怪談」で鴎外役を務めていたが、緊急入院したため16日の長野・上田市交流文化芸術センター、19日の山形・東ソーアリーナ(延期検討中)25日の滋賀・びわ湖ホールの好演が出来なくなったと報告していた。松尾は「応援してくださる皆様並びに関係者の皆様にご心配をおかけし誠にすみません。中止になってしまった長野と滋賀の公演を楽しみにして下さっていた皆様、共演者、スタッフの方々にもひたすら申し訳がありません」(コメントは原文のまま)と謝罪した。

肺塞栓症は血液が固まった血栓が血液の流れに乗って肺動脈をふさいでしまう病気で、息切れなどの症状があるという。