EXILEらが所属するLDHのオーディション「iCONS Z ~Dreams For Children」の最終審査が東京・日本武道館で開催されると19日、同事務所から発表された。

これまで、TAKAHIRO(37)を発掘した06年のVBA(VOCAL BATTLE AUDITION)や、岩田剛典(32)白濱亜嵐(28)関口メンディー(30)世界(30)佐藤大樹(26)らがEXILEに入るきっかけとなった14年のオーディションの最終審査は武道館で行われてきた。

EXILE HIRO(52)は「LDHの大きなターニングポイントとなるイベントは武道館で開催してきたことが多かった。武道館は常にLDHにとって大切な場所なので、そういう場でなにか発表したいなというのはあります」と説明。「今までのLDH史上最大とうたっていることもありますし、スケール感が大きい。自分たちのエンターテインメントとしてこのオーディションを成立させる、ということが、すごく意味のあることだと思ったので、今回、武道館で最終審査を開催することとなりました」と話した。

最終審査は5月を予定している。HIROは「お客さんを入れてやれたらうれしいです。ファンの方にも参加していただいて、その日1日しか見ることが出来ないような、素晴らしいオーディションやエンターテインメントを見せたい」と力を込めた。

総エントリー4万8000名の中から一次審査を経て、対面での二次審査まで到達できたのは927名。その二次審査を通過した男女各30名の計60名がこの日、三次審査に挑んだ。

現時点で気になっている参加者はいるか、との質問に、AKIRA(40)は「もちろんいますけれども、今まだこの場では言えないですね」と苦笑いし「武道館を楽しみにしていてください」と呼び掛けた。

今回のオーディションのテーマは「総合力」。SHOKICHI(36)は「歌もラップもダンスも全部トライするという方が多い。いち音楽ファンとして日本の未来の音楽って明るくなっていくな、って確信めいた喜びがありました」と感激。

10年に三代目J SOUL BROTHERSに加入した登坂広臣(34)は、オーディションを受けていた立場から、11年たった現在、審査員という立場に変わった。「大きな立場の変化。夢のある話だと思いますし、自分がこういう立場になれたことは夢を与えることにもつながると思いました」と感慨深げに話した。

◆「iCON Z ~Dreams For Children~」大手芸能事務所LDH史上最大規模のオーディション。Z世代と呼ばれる中学1年~25歳までの男女が対象。EXILE HIRO(52)が総合プロデューサー、AKIRA(40)が次世代のEXILE TRIBE新グループのプロジェクトリーダー、SHOKICHI(36)が男性ボーカリスト、三代目J SOUL BROTHERS登坂広臣(34)が女性グループを発掘。