男性歌謡グループ、純烈が20日、都内で、二代目きもののうたオーディションに出席した。

全員が着物の衣装で登場。リーダー酒井一圭は、時代劇などで細身の俳優が貫禄を出すために、おなかにものを詰める例を持ち出し「(自分は)そのまま自腹でいける。この方が楽。洋服より」と貫禄たっぷりに話して笑わせた。

相撲部屋に入っていた経験のある白川裕二郎は「相撲部屋を辞めてから着物を着る機会が減りました。日本人として1枚持っていたい」としみじみ語った。

着付けの難しさにフィーチャーされがちな着物だが、後上翔太は最近はワンタッチで着られる帯があることを明かし「若い方のちょっとしたおしゃれアイテムにもなる」。

メンバーから「似合う。若旦那みたい」と褒められた小田井涼平は「今日を機に和服男子になりたいと思います」と笑顔を見せた。

4人は、「星降る街角」を披露。白川は「普段はスーツを着させて歌わせてもらうことも多いんですけど、着物で歌わせていただいて、なかなかない機会。足が雪駄(せった)なんですけど、足の踏ん張りが利かなくて雪駄(せった)がいつ脱げるんじゃないかとドキドキでした」と振り返った。

大みそかに出場する「NHK紅白歌合戦」の衣装にどうかと問われた酒井は「ありだとおもいます!」と前向きな姿勢を示した。

D.Wニコルズわたなべだいすけも出席した。