モデルで女優の八木アリサ(26)が、22日発売のファッション誌「ViVi」(講談社)2月号で、約10年間務めた専属モデルを卒業する。このほど日刊スポーツのインタビューに応じ、卒業を決めた理由や、今後について語った。

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八木は2011年12月号より同誌に参加。16年の3月号では初単独表紙を飾り、今や大人気モデルとなった。コロナ禍で、卒業モデルが思いを語るイベントは中止に。卒業を控えた心境を「実感がない」と話した。

「数日後に違う媒体で初めて撮影させていただくのですが、ちょっと実感がないというか。でもこれからジワジワ実感していくのかなって感じですね。卒業号が発売されても、翌月にViViの現場に行かなかったり、他の現場の方とどんどん仲良くなるにつれてしか、実感ができなさそうという感じです」

10年間専属モデルを続け、モデルとしての土台や基礎を教わったという。

「10年同じ場所にいることって、ViViと事務所と家族以外、これ以降はなさそうです(笑い)。本当にモデルとしての土台や基礎、全て教えていただいたし『八木アリサ』っていう名前を知ってくださっている皆さんは、多分ViViで知ってくださった方がほとんどだと思います。ViViの撮影がなかったことが10年間なかったので、来月現場に行こうかなって思っている感じです(笑い)」

そんな中で卒業を決めた理由は、100個以上あったという「チェックリスト」を全て終えたことだった。

「大きいもの小さいもの、自分のなかで目標がたくさんあったんです。女優や他のお仕事での目標でも、いつもViViが軸にあるというか。そのチェックリストをやり終えたので。ここ2、3年の最後の目標は、連載を持つことでした。それも30回というキリの良いタイミングで終わらせていただいたり、10年という期間もすごくキリが良いというか。これからもずっとモデルを続けていきたいなとは思っているので、26歳というのも、自分のなかで節目としていいのかなと思いますし、いろんな点がピタッとはまったんですよね」

卒業理由を語る八木は「思い残すことがない」と話し、とてもすがすがしい表情をしていた。

「チェックリストがあっても、かなえられない可能性もあったと思うんですね。全員が1人で表紙を飾れるかといったら、多分数人しか飾れないと思います。私は、表紙に名前がのるとか、大人数ででもいいから表紙、1人で表紙など、ありがたいことに全部達成できたので、本当に思い残すことがないというか。10年でモデル、雑誌、世の中の雰囲気がすごく変わっていった中で、10年前に私が入ったころの先輩方の背中を、後輩にもちょっと伝えられたらっていう、自分の中での目標も果たせたと思います」

「いつもViViが軸にあった」。そんな「軸」が無くなることに怖さはあるのだろうか。

「ドラマや映画で見ていただけて、『この子って誰だろう?』って気になって、調べてもらって『あっ、ViViモデルなんだ。ViVi開いてみよう』みたいなことになれば、うれしいなっていう思いはありました。怖さは無いですね。学びきった、進む時だなっていう思いの方が強かったので。今まで10年間、軸にあった物がスポって抜けて、いったんフニャフニャグラグラする感覚はちょっとあるんですけど、基礎土台は作れていると思うので、これからドンドン自分の位置、求められている表現をガンガンしていければって思っています。そういう日々を過ごしているうちに、またなんか新しい軸が出来てくると思うので、その日が待ち遠しいですね」