日刊スポーツをご覧の皆さん、明けましておめでとうございます! いぎなり東北産の橘花怜です!

2021年はたくさんの方に支えていただきながら、チームとして強くなれた1年だったなと思います。昨年の一番の変化は「武道館に立つ」という目標を掲げたことでした。

今までみんなそれぞれ“こうなりたい”というものはあったものの、東北産みんなで掲げる目標は定まっていませんでした。何度も、目標を決めようという話にはなりましたが「かなえられなかったらどうなるんだろう」という不安が大きくて、なかなか夢を声に出せないでいました。

でも、話し合いを重ねて目標を口にした瞬間から「“みんな”でその夢をかなえるんだ」という気持ちが強くなって、どんなことにも全員でぶつかることができたと思います。武道館という目標を掲げてから、本当にたくさんの人に支えていただいてきました。

応援してくださってるファンの方や、スタッフさんがかけてくれた「武道館一緒に行こうね」という言葉には、本当にパワーをもらったし、こうやって、日刊スポーツさんで「武道館への道」というコーナーを作っていただいたりもして…。自分たちが目標に向かって進むって時に、応援してくれる人がこんなにいるんだって気づいて、それが本当に心強かったです。

昨年は、今までずっと手をつけてこなかったSNSやサブスク、ファンクラブなどを一気に解禁しました。SNSなどに手をつけていないことが、個性のひとつだと思って活動してきましたが、コロナ禍にメンバーで話し合い「もっと発信していきたい」という気持ちからいろいろなものに挑戦しました。

すべて手探りでスタートしましたが、「SNSをきっかけに好きになりました!」という方もいて、自分たちが頑張ったものが誰かに届いているということは、こんなにうれしいんだなと思いました。そして、ずっと目標にしていた始球式に出演させていただいたり、同じ事務所の若手8グループ38人の中からシンデレラをひとり選ぶイベントで、シンデレラに選んでいただいたりもしました。個人で戦わなくてはいけないことも、昨年は多かったのですが、全員がみんなのために頑張っていて…。そんなメンバーを見て、このメンバーと少しでも長く一緒にいれるように、できることは全部やるという決意が決まりました。

2021年は、皆さんの温かい応援のおかげで、いろんな壁を乗り越え、チームとして成長することができたと思います。2022年は武道館に向けて勝負の年にできるように、またみんなで1歩ずつ歩いていきます。2021年、本当にありがとうございました。今年も、いぎなり東北産をよろしくお願いします!【橘花怜】

◆橘花怜 2003年(平15)10月21日生まれ、18歳の宮城県産。人の良いところを見つけるのが得意な東北産のリーダー。愛称は「かれんくん」。メンバーカラーはピンク。

◆いぎなり東北産 メンバー全員が東北出身の女性アイドルグループ。東北を盛り上げるべく東北を拠点に活動。21年10月に公式ファンクラブ「いぎなり東北ファン倶楽部」がオープン。3月には「TOKYO INVADER 2」コンサートを行う。歌唱力、パフォーマンス力には定評があり、23年の日本武道館コンサートが目標。