昨年大みそかに放送された日本テレビ系特番「笑って年越したい! 笑う大晦日」の世帯平均視聴率が、7・2%(関東地区、速報値)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。「NHK紅白歌合戦」の裏番組としては11年連続で民放1位を維持していたが、テレビ朝日に譲ることとなった。

日テレでは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない」シリーズを大みそか恒例特番として放送していたが、今年は後継番組として「笑う大晦日」を編成。前年放送の「絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時」の17・6%から、大きく10・4ポイント下げることとなった。

放送時間になると、SNS上には「絶対に笑ってはいけない」がないことを嘆く「ガキ使ロス」の声が多く集まった。

テレビ朝日では「ザワつく!大晦日一茂良純ちさ子の会」を放送し、12・1%を記録。一昨年の大みそかも同番組の特番を編成しており、視聴率は11・7%だった。また、フジテレビは格闘技イベント「RIZIN33」を生をまじえ中継。午後8時からの第3部世帯視聴率が7・4%で、昨年の同部から0・1ポイントアップし、「笑う大晦日」も上回る健闘をみせた。