NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の18日に放送された第54話の平均世帯視聴率が17・7%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、関西一のトランぺッターを選ぶコンテスト当日。錠一郎(オダギリジョー)がステージ衣装をケチャップで汚してしまうが、るい(深津絵里)が急いでシャツを洗い、ぎりぎりで間に合った。

コンテストは主催する東京の芸能事務所の社長・笹川光臣(佐川満男)と社長令嬢・笹川奈々(佐々木希)も見守る。錠一郎は「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」を吹き、熱い演奏を見せた。審査は錠一郎とトミー北沢(早乙女太一)で真っ二つに割れ、同じ曲を2人でセッションする決勝の演奏が行われた。2人は圧巻の演奏をする。