音楽評論家で作詞家の湯川れい子氏(86)が21日、ツイッターを更新。前立腺がんのため都内の病院で亡くなった歌手で俳優の西郷輝彦さん(本名・今川盛揮=いまがわ・せいき)と最近までメールで連絡をとっていたことを明かし、「メールをしてもお返事が無く、私も心配しておりました。残念です」と悼んだ。

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湯川氏は「西郷輝彦さんの訃報が飛び込んできました 詳細ははぶきますが、シドニーで最先端の治療を受けながら、お元気に動画を送って下さっていたのが途絶えて、メールをしてもお返事が無く、私も心配しておりました」とツイート。「残念です 歌手としても人間としても、謙虚で前向きな努力家で、尊敬しておりました」と悼んだ。

 

◆西郷輝彦(さいごう・てるひこ、本名・今川盛揮=いまがわ・せいき)1947年(昭22)2月5日、鹿児島県生まれ。64年に「君だけを」で歌手デビューし、同曲と「十七才のこの胸に」で日本レコード大賞新人賞を受賞。同名映画で銀幕デビュー。66年には「星のフラメンコ」がリリースから2カ月で50万枚を売り上げる大ヒット。73年のフジテレビ系ドラマ「どてらい男」に主演し、俳優業に挑戦。デビュー30周年を迎えた94年に「別れの条件」で歌手活動を本格再開。