フリーアナウンサー生島ヒロシ(71)が8日、東京・赤坂のドイツ文化会館で開催された「余韻都市」出版記念シンポジウムで基調講演を行った。

「余韻都市・ニューローカルと公共交通」(鹿島出版会)の著者・中村文彦東大特任教授のあいさつに続いて登壇。

芸能事務所「生島企画室」会長でもある生島は最初からエンジン全開で身ぶり手ぶりを交えながら「うちに直木賞作家の今村翔吾さんがいますが、作家になる前は『よさこいダンス集団』を作って、みんなで1つになって踊っていました。笑顔になり、元気になれます! 街作りの一環として週に1回か、月に1回、イベントを開催するというのはいかがでしょうか!?」と、定期的なエンターテインメントの必要性を提言。出席者の拍手と笑いを誘った。

同講演を主催したIATSS(国際交通安全学会)は、各専門分野で活躍する会員を中核に、望ましい交通社会の実現を目指すための学術的な集いで40年の歴史を誇る。

生島がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「おはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)のコメンテーターとしても知られる「列島強靭化論」(文春新書)の著者・藤井聡京大教授らも参加した。