俳優で映画監督の榊英雄(51)の最新作で、25日公開予定だった佐津川愛美(33)の主演映画「蜜月」の製作委員会は9日夜、公開をいったん中止すると発表した。今後についても、全て未定とした。 同監督は、映画へのキャスティングを持ち掛けて女優に性的関係を強要したと9日、文春オンラインに報じられていた。

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榊監督は同日夜、所属事務所を通じ、コメントを発表。「この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

その上で「蜜月」ふくめ、自身の監督作の音楽を担当する、妻のシンガー・ソングライターの和(53)ら家族に向け「そしてかけがえのない大切な家族を傷つけ悲しませてしまったことを、本当に申し訳なく思っております」と謝罪した。

さらに「また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております。記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」と、文春オンラインの報道を一部、認め、謝罪した。

そして「最後に、関係者の皆さま深くお詫びするとともに、今後の対応に関しましては、専門家と話し合いの上、進めていきたいと思っております」とした。