今年2月に吉本新喜劇のGM(ゼネラルマネジャー)に就いた“レジェンド”間寛平(72)が、5月に大阪・なんばグランド花月で、33年ぶりに座長として新喜劇に出演する。吉本興業が24日、発表した。

5月18~24日にNGKで上演される新喜劇で、寛平座長の公演が復活。内場勝則、辻本茂雄、若井みどり、浅香あき恵らが出演する。同社を通じて「THIS IS 吉本新喜劇! 見せましょう、やりましょう。座員とともに、皆様のご来場をお待ちしております」とコメントした。

寛平は、70年に新喜劇へ入り、当時の新喜劇の顔だった故花紀京さんに師事。遅れて入団した2代目博多淡海を父に持つ故木村進さんと切磋琢磨(せっさたくま)。競い合うようにギャグを練り、芸を磨き、わずか4年、24歳で座長へ“出世”した。

木村さんとのダブル座長、その後に単独座長として、新喜劇の新世代として劇団をけん引。追い詰められると「ア~~メマ!」。机の角などに臀部(でんぶ)をこすりつけて「かい~の」。突発的に「アヘアヘアヘ…」「血ぃ吸うたろか!」など、次々にギャグを生み出し、人気者になった。

新喜劇は、89年の世代交代キャンペーンを機に退団。東京へ拠点を移してタレントに転身していた。その後、マラソンでも活躍し、前代未聞の「アース・マラソン」では、2年1カ月で4万1000キロに及ぶ長旅を終え、11年1月にゴール。趣味のランを生かしても話題を提供してきた。

タレント活動を続けながらも、古巣の新喜劇を思う心は熱く、GM就任後は、マンネリ化を打破しようと、若手だけの公演を企画するなど、精力的な動きを見せている。