ドラマ「北の国から」などで知られる脚本家、倉本聰(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)さんが18日に多臓器不全のため91歳で死去したと明らかになって一夜明けた29日も、各界から追悼の声が相次いだ。

「北の国から」の挿入歌「ホームにて」「髪」などを担当し、ドラマ「やすらぎの郷」では倉本さんからオファーを受け主題歌「慕情」を提供した歌手の中島みゆき(74)は、所属事務所を通じてコメントを発表。「身の回りの半径1メートルの酸素が、突然スッポリと消えてしまったような気がします」と悲しみを表現し、「91歳なんてまだまだ大丈夫と甘くみていた自分が悔やまれます。心より御冥福をお祈り申し上げます」としのんだ。

「北の国から」に出演した松田美由紀(64)は自身のインスタグラムで「先日電話をいただいたばかりで、留守番電話にはまだ倉本さんの声が残っています。それなのに。それが最後だったなんて、信じられない」とし、「感謝しきれない。なんだか、また自分の青春がなくなったみたい」とつづった。

テレビ朝日では、倉本さんが生前最後に手がけたドラマ「神様からの遺言」が来年放送される。この日都内で行われた定例会見で、昨夏から半年をかけて執筆されたと明かされた。寺田伸也取締役編成局長は「テレビに対する思い、死生観が反映された上質なエンターテインメント」とした。

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