フジテレビの金光修社長(66)が25日、都内の同局で定例会見を行った。

1月クールの番組について、金光社長は「『ミステリと言う勿れ(なかれ)』の評判がいい。作り手の情熱が、フジテレビのドラマに新たな1つの形をつくった。1月クールの民放ドラマで最高の視聴率。来週の最終回(28日)も素晴らしい仕上がりになっていると聞いている」と話した。

「ミステリ-」の見逃し配信の総再生回数は、民放テレビ番組初の3000万回超えを達成した。

金光社長は「かつてフジテレビは、当然のように送り出したドラマがある程度の地位となっていたが、少し揺らいでいたのでうれしく思っている。『ミステリ-』の恋愛の描き方については、昔のトレンディードラマとはちょっと違った形に昇華したんじゃないかと思う」と話した。

原作コミックは、まだ連載が続いている。小川専務は「私自身は、ドラマとして恋愛模様も含めて“今のドラマ”として描かれいると思う。多くの反響があって、視聴率にも反映している。映画化、パート2はドリーム感を持って受け止めている。ただ、キャストも豪華なので難しいところはある」と話した。