NHK前田晃伸会長の定例会見が7日、東京・渋谷の同局で行われた。

女優への「性加害」が報じられた俳優木下ほうか(58)は、出演予定だった総合のドラマ「正直不動産」を降板。前田会長は木下の報道について「大変残念なこと」とコメントした。

木下は先月23日、ニュースサイト「文春オンライン」で女優2人から「性加害」の告発を受け、同28日に芸能活動の無期限休止を発表した。同日、所属事務所からマネジメント契約を解消され、出演予定だった「正直-」も降板していた。担当者は「木下ほうか氏の所属していた事務所から契約解消の報告とドラマ降板の申し出があったので、これに従って対応しました」と説明した。

ドラマは5日に初回を迎えたが、木下の出演部分をカットし、再編集した上で放送されている。