NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第2話が12日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄。本島北部のやんばる地域が舞台。小学生の比嘉暢子(稲垣来泉)はおいしいものが大好きで、東京から来た転校生・青柳和彦(田中奏生)から、東京のおいしいものの話を聞きたくてたまらない。母と父も共に、和彦の父・史彦(戸次重幸)との交際が始まるが、肝心の和彦はやんばるの暮らしが楽しくなさそうだ。暢子は何とか和彦の心を開かせようと試みるが、うまくいかない。

暢子の一家は、困っている人の家庭にごちそうを譲るなど、優しい一家だった。しかし父賢三(大森南朋)は「うちには謝らなければならないことがある」と言い、一家が借金を抱えていることも明らかになる。

三女の歌子(布施愛織)は賢三と三線を弾き、歌う。賢三、優子(仲間由紀恵)と史彦は、悲しい戦争の話をする。

青柳史彦が東京からあいさつに持ってきたお菓子は、おいしそうなあんこが入っていた。あんこから朝ドラ前作「カムカムエヴリバディ」を思い出す視聴者もおり、SNSも反応した。

「アンコ見たらカムカム思い出しちゃうな」「東京のあんこはおいしいさー」「東京土産に食いつく」「そのあんこはたちばな製w」などのコメントがツイッターには並んだ。

同作は沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」が歌う。