乃木坂46樋口日奈(24)が12日、同日発売のファースト写真集「恋人のように」(光文社)のオンライン会見に出席し、見どころや秋元康氏とのエピソード、今後の活動への意気込みなどを語った。

1期生の樋口にとって加入11年目で初の写真集。「ずっと夢だったので、うれしいという一言じゃ言い表せないくらい感動して」と語り「10年間頑張ってきて良かったなと思ったのと、今まで応援してくださった方や、これから私を知ってくださる方に、形となる物を残せたというのが本当に幸せでした」と喜んだ。

写真集は沖縄・久米島や京都、東京で撮影。「こだわりをあまり持たないことを気をつけました」と自然体を意識した。「ありのままの私というか。制服や衣装を脱いだときの本当の自分が詰まっているんじゃないかなと思います。身も心も全てをさらけだしているのは見て感じてほしいポイントです」と笑顔をみせた。

先行カットではベッドに寝転び、立体感のあるバストとスタイルを披露したセクシーなものもあった。同期でキャプテンの秋元真夏(28)からは「ずっと楽しみにしてる」と声をかけられたといい、ランジェリーカットを目にした同じく同期の和田まあや(23)からは「『わーお』って言われました。うれしい反応をしてくれました」と笑った。

メンバーからの反響は多かったようで、姉妹グループ、日向坂46の宮田愛萌(23)からは長文で感想が届いたという。「いろんな写真にたくさん感想をくれて。私もお礼を伝えました。うれしかったです」と話した。

反対にこれから写真集を見てほしいメンバーも逆指名。後輩メンバーの阪口珠美(20)と清宮レイ(18)を挙げた。阪口については「珠美は3期生のオーディションの時から私の名前あげて、いつも大好きですと言ってくれて」と明かし「今回も『楽しみにしています』と直接言ってくれたので、どんな反応してくれるのか楽しみです」と話した。清宮とも冠番組のバレンタイン企画で告白を受けるなど、普段から親しくしており「お互い話したり話しかけたり写真撮ったりは多いですね。かわいがっています。何て言ってくれるか楽しみです」と語った。

恒例となっている秋元康氏からの帯コメントに書かれた言葉は「決して、届くわけがないのに、なぜか、手が届きそうな理想の恋人。あの笑顔は、等身大だからなあ」。樋口は「うれしかった」と笑顔をみせ、秋元氏とのエピソードも明かした。「秋元さんに会う機会はそんなになくて、1度自分のことを知ってくれているか聞いたことがあるんですよ」と語り「そうしたら『見ている人はちゃんと見ているからね』と言っていただいて。そのあとにこの帯コメントをいただいたので、見て頂けているんだなとうれしかったです」と話した。

自身でつけた写真集の点数は「最高のものにしてもらえたので」と花丸満点。ここ最近は卒業を控えているメンバーの写真集発売が多かったが、自身については「これをきっかけに卒業というのはない」と力を込めた。「いつ卒業するか分からないぐらい、今が楽しい」とも語り「もうちょっと乃木坂の楽しさ、ファンの方との交流、仕事を楽しいと思えている今だからこそ、もう少し味わいたいなというのはあります」とさらなる活躍を誓った。