舞台「呪術廻戦」製作発表会が、13日、都内で行われ、俳優佐藤流司(27)三浦涼介(35)らが出席した。

同作は、芥見下々(あくたみげげ)氏による人気作。人間の負の感情から生まれる“呪い”と、それを呪術ではらう、呪術師との戦いが描かれている。

この日は虎杖悠仁を演じる佐藤、五条悟を演じる三浦のほか、豊原江理佳(26)泰江和明(27)藤田玲(33)太田基裕(35)和田雅成(30)、演出の小林顕作、週刊少年ジャンプ編集長の中野博之氏も出席。夏油傑を演じる藤田は「個人的に大ファンで漫画も全巻持っていますし、アニメも映画館にも行きました」と原作ファンであることを明かし、「舞台化するならやれる役ないかなと考えていて、『夏油かな』と思っていたんですが、本当に夏油だったので『やったー!』となりました。夏油と共に舞台を作っていきたいです」と意気込みを語った。

この日はメインビジュアル・キャラクタービジュアルもお披露目された。出演者はパンダにくぎ付けになり、小林は「パンダは取り寄せました」と笑いを誘った。また、三浦は演じる五条について、「僕はほとんど目が見えない状態だったので、撮影の時は皆さんが手を取って場所まで連れてってくれて、若干具合悪くなりました」と率直に話し、共演者たちは「舞台上で暗転になったときに、視界が見えていない人がいっぱいいると思うので、助け合いたいと思います」と会場を笑わせた。

演出と音楽を担当する小林は「人気のある作品に携われて光栄です。キャストの顔ぶれを見て、大丈夫だと思っていただけたと思います」と話し、舞台ではダンスや歌のシーンもあるという。三浦は「歌ももちろんですが、ダンスも踊りたい」と意気込み、小林は「せっかくだから舞台ならではの、やれることはてんこ盛りにしたい。原作から飛び出た世界で、新しい何かを作りたい」と話した。

舞台「呪術廻戦」は7月15日から31日に東京で、8月4日から14日に大阪で上映される。