NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の第4話が14日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、暢子(稲垣来泉)の熱心な誘いで比嘉家での夕食会にやってきた、青柳史彦(戸次重幸)と和彦(田中奏生)の父子。慣れない沖縄の料理に戸惑いつつも、暢子たち比嘉家の家族との仲は近しいものになり、暢子の父・賢三(大森南朋)、母・優子(仲間由紀恵)も含めた、家族ぐるみの付き合いが始まる。やがて、史彦の提案で、比嘉家の家族はそれまで行ったことがないようなきれいなレストランに招待される。

夕食会でおもてなしの食卓にラフテーなどとして上ったのは、やはり飼い豚のアババだった。アババに愛情注いで世話をしていた賢秀(浅川大冶)は「アキサミヨー」と驚く。賢三は「生きているものは、ほかの生きものを食べないと生きていけない。いただきますとは命をいただくこと」などと説く。子どもたちはそれを受け入れて、「おいしい」と料理を残さず食べる。三女の歌子(布施愛織)は「アベベは正月に食べるの?」と聞く。

ネットでも反響があった。「これぞ食育 ありがとうアババ!てか、切り替え早っ!アベベは正月!」「お客様、いたたまれないよ…と思ったら結構あっけらかんw」「食育だなあ」「お父ちゃんの説得は効いた」「歌子がいちばんドライなのワロタ…」などとツイッターにはコメントが並んだ。

同作は沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。