本田翼(29)が10日、都内のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「劇場版 ラジエーションハウス」(鈴木雅之監督)公開後舞台あいさつで、最近、始めたことを聞かれ、TikTok(ティックトック)を始めたことを挙げた。

本田は2日にTikTok(ティックトック)を開設し、フォロワーが100万人を突破。檀上で「TikTok(ティックトック)を始めまして。100万人行きまして、それが最近、うれしかったです」と喜んだ。一方で「でも、スタダに言ってなかったんだけど」と、所属事務所のスターダストプロモーションへの報告を前に“フライング”で開設してしまったと打ち明けた。

その上で、本田は「大丈夫そう(事務所に)言わないでSNSって、なくないですか?」と笑った。主演の窪田正孝(33)も同事務所所属だが「俺はインスタ、やりますって言ったよ!!」と笑みを浮かべた。

「ラジエーションハウス」は、19年4月期にフジテレビ系でシーズン1が放送されると、放射線技師という裏方の活躍に焦点を当てた新たな医療エンタテインメントとして人気を集め、21年10月期にはシーズン2が放送された。そして初の劇場版が4月29日に公開された。

甘春総合病院の天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田)は、思いを寄せる放射線科医・甘春杏(本田)が、放射線科医としての腕を磨くため米ワシントン医大へ留学することが決まり落ち込んでいた。ラジエーションハウスのメンバーは元気付けようとするが、唯織への秘めた想いを抱える広瀬裕乃(広瀬アリス)だけは自らの進むべき道について悩んでいた。そんな中、無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた、杏の父親・正一が危篤との連絡が入る。杏が着いてほどなく、正一は「病気ではなく、人を見る医者になりなさい」との言葉を残し息を引き取る。杏は、正一が気に掛けていた患者のことが気になり、島に1日残ることにするが、そこに大型台風、土砂崩れ、そして未知の感染症が襲いかかる。遠く離れた地で杏が孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。