俳優小池徹平(36)が16日、IHIステージアラウンド東京でミュージカル「るろうに剣心 京都編」(17日から同所)取材会に出席し、コロナ禍での延期をへての上演に「ようやくここまで来られました」と安堵(あんど)の表情を見せた。

20年秋に上演予定も、コロナ禍の影響で延期されていた。小池は「2年越しに演じられるのはワクワクしますし、時間はかかったんですけど、ようやくここまでこられました。戦いが多い『京都編』。このステージアラウンドの良さをいかして、原作をなるべく再現したような漫画から飛び出たような『るろうに剣心』が見られると思います。良い部分が詰め込まれているので楽しみにしていてください」と呼びかけた。

主人公の緋村剣心役を演じる。「戦いを交えながら、剣心はなんて優しい男なんだと思いました。僕自身も演じながら救われています」。出演シーンも多く、殺陣やアクションシーンの連続で「体の痛みと日々戦っています」と明かしつつ「痛みを超える楽しさがあります。いろいろな人と戦うので、それぞれと向き合っている時は大変だけど楽しい。やってるうちは痛みを感じないので、ずっと戦っていればいいのかな?」と笑わせた。

稽古をしながら、体も仕上がってきているといい「お尻の筋肉がすごくなってます。左利きなんですけど、右で刀を握るので、右腕も鍛えられてます」と話した。

取材会にはほか、黒羽麻璃央(28)加藤和樹(37)が出席。