NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の27日に放送された第56話の平均世帯視聴率が14・2%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・2%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は房子(原田美枝子)と二ツ橋(高嶋政伸)に見守られ、東京に来て6年、やりがいを感じながら料理人として成長していった。智(前田公輝)も食品卸として念願である独立起業を果たした。養豚場では、賢秀(竜星涼)が、化粧品会社に勤め行商にやって来た多田直美に一目惚れ。せっけん50個をまとめて買い、さらには計算ができなかった直美にお釣りは要らないともらった給料を全部渡した。沖縄では良子(川口春奈)が石川(山田裕貴)との夫婦の問題を抱えたまま和解することなく別居状態が続いていた。ある日、和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)が、愛の父の誕生日祝いで店にやってきた。そこで和彦と愛が結婚するかもしれないことを知り動揺した。