注目俳優オースティン・バドラー(30)が28日、都内で、映画「エルヴィス」(バズ・ラーマン監督、7月1日公開)来日記念ワールドツアーフィナーレイベントに登壇し、同作の撮影をふりかえった。

同作は今年のカンヌ国際映画祭では映画祭史上最長の12分間ものスタンディングオーベーションが巻き起こり、エルヴィス・プレスリーの妻である、プリシラも絶賛。また、全米興行収入ランキング初登場1位を獲得している。

役作りには約3年かけ、ほぼ全編吹き替えなしで歌唱とダンスを披露したオースティンは「生まれたとき彼は双子だったけど失ってしまった、母も若かりし頃に亡くなった。僕にとってはエルヴィスの魅力は“人間”としてのエルヴィスだった」。

知れば知るほど好きになったと明かし「笑い声もセンスもすてきで、深く考える人でもあって愛にあふれていた。心から彼が大好きなんです」とエルヴィスへの思いを語った。

共に来日した、バズ・ラーマン監督はライブシーンがユニークだったと明かし「(オースティンに)会ったときから週7、24時間働きづめだった。僕はスタッフに“カメラを回しておけ”と言っただけ。それでライブシーンはカット割りせずに、演出も何もしないで、オースティンに任せた」と明かした。

玉城ティナ(25)新しい学校のリーダーズも出席。