EXILEに憧れてアーティストになった「Jr.EXILE世代」による次世代総合エンターテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO(BOT)」のライブ「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」が24日までの4日間、さいたまスーパーアリーナで開催された。

GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZに加え、今回からPSYCHIC FEVERが加わった5組の「Jr.EXILE世代」によるプロジェクト。ライブ形式での展開は、19年以来3年ぶりで、総勢45人のメンバーが、真夏の夜を彩った。

今回の4日間公演では、BOTならではのグループの枠を超えたライブパフォーマンスをはじめ、日替わり企画も実施。初日(21日)は映画「HiGH&LOW」シリーズとのコラボが実現。2日目(22日)はLDHの動画配信サービス「CL」の企画と連動し、「大運動会」をテーマに障害物リレーなどを行った。

さらに3日目(23日)はオーディション「iCON Z」のメンバーが出演し、この日の4日目は「夏祭り」をテーマに、夏服や浴衣、水着ファッションショーや盆踊りも行った。

今回からプロジェクトに参加するPSYCHIC FEVERは、3年前の同ライブでお披露目され、今月13日にメジャーデビューした。中西椋雅(24)は「先日デビューしたばかりですが、こうして先輩たちと大きなステージに立ててうれしいです。僕たちはこれからがスタート。先輩たちと、このすてきなBOTを盛り上げていきたいです」。

BALLISTIK BOYZ砂田将宏(22)は「今回はそれぞれのメンバーのキャラクター映像に声優さんの声が入り、映像演出から生のライブパフォーマンスにつながったり、より世界観を見て聞いて感じて、分かりやすく楽しんでもらえたと思います」。THE RAMPAGEの陣(28)も「BOTライブは、BOTの世界観とリアルがクロスして、僕ら自身もワクワクするようなイベントです」と話した。

FANTASTICS佐藤大樹(27)は「ファッションショーや盆踊りなどBOTのさまざまな可能性を感じていただけるライブになりました」と、さらに自信を深めた。GENERATIONS白濱亜嵐(28)は「それぞれのグループがこの3年で得た力を発揮しているのを見て、頼りがいが出てきたと感じるライブでした。今までのLDHの伝統や先輩方へのリスペクトを持ちながら、僕たちJr.EXILE世代がこれからのLDHを担っていくんだという気持ちで前進していければ。次はさらに進化して、規模の大きなプロジェクトになっていくのではないかと思っています」と胸を張った。 【大友陽平】

 

◆「BATTLE OF TOKYO」 19年に始動したLDHが仕掛ける総合エンターテインメントプロジェクト。EXILEに憧れてアーティストになった「Jr.EXILE世代」が集結。1人1人がアバターとなり、未来の架空都市「超東京」を舞台にそれぞれのプライドをかけてパフォーマンスバトルを繰り広げる。各チームは「MAD JESTERS」「ROWDY SHOGUN」「Astro9」「JIGGY BOYS」に、今回から「Dung Beat Posse」が加わる。19年に千葉・幕張メッセで4日間連続ライブを開催。昨年2月から月島総記氏による小説「BATTLE OF TOKYO」シリーズも展開中で、21日に「Vol.4」が発売。今後はアニメ化、ゲーム化などさまざまな展開を予定。企画・プロデュースはEXILE HIRO。