上川隆也主演のテレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」(木曜午後8時)の第4話が4日に放送され、平均世帯視聴率が8・9%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・9%だった。

遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の思いと事件の真相に迫る糸村聡刑事(上川)の活躍を描いた人気シリーズの第7シーズン。テレ朝の看板ドラマ枠「木曜ミステリー」は今作の放送で終了となる。

第4話では…。

子ども向け体操スクールのインストラクター川井公一(堀井新太)が、教室内で死んでいるのが見つかった。前夜、何者かに突き飛ばされ、鉄棒で後頭部を強打したものと思われた。臨場した糸村は、所持品の中から合格祈願の鉛筆を発見。その鉛筆には指をかける部分にえぐったような傷がついており、糸村はいったいなぜその場所に傷があるのか首をかしげる。

捜査をはじめた糸村は、川井の部屋を訪ねてきた小2の少女・富池万理華(小山紗愛)と出会う。万理華は幼稚園時代に川井に体操を習っており、教室を辞めた今も彼を慕い“交換ノート”を交わしていると話す。また、万理華は、母の琴音(前田亜季)が川井と交際していることも打ち明ける。琴音は実家の呉服店のおかみとして働きながら万理華を育てるシングルマザーだった。

ところが、琴音に事情を聴くと、川井とは約1カ月前に別れたと告白。万理華にそのことを言い出せずにいるだけで、最近は会っていないと証言する。だがその直後、琴音の家族の過去に川井が大きく関わっていたことが発覚! 捜査は急展開を迎えた。