ロックバンド、ONE OK ROCKのボーカルTaka(34)が出演した音楽フェスで観客に“声出し煽り”をしたことが賛否を呼ぶ中、同フェスに出演したミュージシャン、hyde(53)の発言がネット上で話題となっている。

ワンオクは20、21日に開催された音楽フェス「SUMMER SONIC 2022」に出演。21日の東京(千葉)公演では、「もう前のアーティストのメーガン(Megan Thee Stallion)でもあんだけ声出してんだから、もういくら出したって関係ねぇだろ、これもう。俺ら今回のこの夏フェスに臨む前に、どのフェスも出禁覚悟でやってっから、お前ら覚悟しとけよ!という宣言をして参りました。いいよ、謝るから俺が、後でもし怒られたら。お前ら今日ひと夏の思い出、最高の思い出にして帰ってくれ!」と呼びかけ、観客からは歓声があがった。

ただ、多くのライブやイベントなどではコロナ対策として“声出し禁止”がまだまだ一般的である中、ネット上ではTakaの“煽り”にさまざまな反応があり、Takaは22日にインスタグラムで「会場にいた人達には僕の気持ちは伝わってると信じてる。でもいいわけはしません」とした上で、「嫌な気持ちにさせてしまった人達へ。ごめんね」と謝罪の言葉をつづった。

一方、hydeはライブ中のMCで、「今日もたくさんカワイイ子が集まっててうれしい。でも、声は出さないで。あぁ~残念だ。こんなにたくさん人がいるのに声が出せないなんて残念だね。しかし感染者も増えてきたんで」「かといって『ルールなんて関係ねぇ!声出して行こうぜ!』っていうのもなんか違う。怖がってる人の横ではしゃぐのはダサい。残念だがルールがあるからこうやってライブができている」「コロナ前と違って、それぞれスペースがあるじゃないか、ちょっと崩れてはいるけど。その場所はお前たちが3年かけてコロナから勝ち取った場所なんだぞ!有効的に使えよ」と呼びかけていた。

Takaの発言をきっかけに、このhydeの発言はツイッター上でも拡散され、「たまらん。そういうのが、ロックだと思う!」「この発言が今最高にカッコイイと思う」「HYDEさんもファンも最高に素敵」と絶賛の声が相次いだ。