OSK日本歌劇団出身で女優、講談師として活動する桜花昇ぼると、日舞パフォーマー花園直道(34)が7日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社に来社した。9~11日に同市中央区の道頓堀ZAZAで開催される舞台「熱き乱舞!」(主催・一般社団法人JPN dance協会)のPRを行った。

今作は昨年8月に開催予定だったが、コロナ禍で延期となり1年越しのリベンジとなる。花園は「(昨年に)豪華なキャストでやれると意気込んでいたので残念ではあったが、翌年さらにバージョンアップしてやれるということで非常にうれしい。みなさんにいいものがお見せできるかなと思います」と喜び、桜花は「花園さんや(ゲスト出演する)角田(信朗)さんの想いの底力がさらに強くなっていると思いますので、熱き乱舞という名前にふさわしい」と話した。

ショーでは、2人のコラボシーンもみどころ。オープニングでは花園の楽曲「百花繚乱(りょうらん)~Blossom」を歌う。歌詞に「困難(コロナ禍)を乗り越えて、きっとまた明るい未来にいくよ」というメッセージ性があるといい、花園は「延期を乗り越えて見事にやっと幕が開けるんだな」とまさにぴったりだ。また、桜花が劇団在籍時から演じた真田幸村でのコラボもあり、桜花は「15年前歌わせていただいた主題歌を一緒に歌わせてもらう。表現したいシチュエーションを(花園に)伝えたら、ものすごくすてきなシーンを作ってくれた」と楽しみにしていた。

ついに2日後となったショー。全体の構成を務めたOSK出身の妃那マリカを筆頭に、裏でも多くの方が動いていたようで、花園は「皆さんのおかげで無事に今年は開催できて初日の幕が上がりますので、本当に感謝の気持ちと、ほっとしている」と関係者やお客さまへの思いを語った。