女優東ちづる(62)が20日、都内で、一般社団法人Get in touch「世界脳性まひの日~Warm Green Day~」記者発表会に登壇し、活動への思いを話した。

同法人はいろいろな人が“まぜこぜ”になって暮らす社会を目指し、アートやエンターテインメントによるマイノリティーのPR活動を行う。代表を務める東は「同じ名前のついた障がいでもそれぞれの大変さ、希望、悲しみがあると思うので、生きづらさを考えるきっかけになってほしい」と話した。

さらに不安な要素について「日本って楽しそうな演出をすると違和感を抱く人も少なくないので、障がいをお祭りにしていないかは不安だった」とした上で、「わからないからわかりたい、知らないから知りたいと今は覚悟を決めてやっています」と語った。

元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長北澤豪氏(53)は「知ること理解することによって、スポーツも誰もがやれるものにしていきたい」と意気込んだ。

10月6日には参加型イベント「生きづらさだヨ! 全員集合」を開催し、東自身も司会として参加。また、多彩な脳性まひの人々を紹介するプロモーション動画も披露された。

スペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子氏(55)福祉番組ご意見番で社会福祉士の玉木幸則氏も出席。